JII/OFP【#01】Otonarisanのおかげで日本人に話しかける勇気がでました(外国人参加者体験談)

Otonarisanプログラムに参加したきっかけは何ですか?

このプログラムのことは外国人の友人から教えてもらいました。

参加する前は日本人の友達が少なく、日本人とコミュニケーションをとる機会があってもとてもシャイだったので、なかなか話しかけられませんでした。職場には日本人もいたけれど、仕事以外で話すことはあまりなかったのです。まずは日本人と一緒に過ごすことに慣れたかったので、Otonarisanに参加してみようと思いました。

6ヶ月間、Otonarisanとどのように交流しましたか?

最初オンラインでメッセージのやり取りをして、その後会う約束をしました。一緒に散歩したり、地元のお店など、Otonarisanのよく行く場所に連れて行ってもらいました。2回目に会った時は、彼女の家に招待してもらい、彼女の家族ともいろいろな話をしたり、一緒にボードゲームで遊んだりして過ごしました。

それ以降も彼女の家で、家族と一緒に時間を過ごすようになりました。日本人が家庭でどのように過ごしているのかを観察し、実際に体験することができたので、とても嬉しく、よい経験ができたと思います。少なくとも月に1回、食事の準備や食後のおしゃべり、ボードゲームなどを一緒に楽しみ、毎回5時間くらい共に時間を過ごしました。

特に嬉しかったのは、一緒にたこ焼きを作ったことです。私にとって、普段は使わない材料を使って一からたこ焼きを作るのは初めてで、一緒に作って食べたことがとても嬉しかったです。

Otonarisanさんはとても気さくな方で、毎回お会いするのが楽しみでした。Otonarisanがお母さんということもあるのか、何でも話せる雰囲気でとても居心地よく感じました。また、彼女の子どもたちとの会話も楽しかったです。子どもたちは私のことをとても歓迎してくれて、学校の話や勉強の話などの話題で盛り上がり、普段大人と話すのとは少し違う感覚も味わえました。

Otonarisanには、プログラムが終わってからもぜひ交流したいと伝えましたが、最近は私が忙しくてあまり交流ができていません。でもこれからも、ぜひOtonarisanとの関係を続けたいと思っています。

Otonarisanと交流して、日常生活やご自身の中でどんな変化がありましたか?

日本人と話すことに慣れたので、他の日本人にも自分から積極的に話しかけられるようになりました。Otonarisanのおかげで恥ずかしさがなくなったように思います。英語があまり話せないOtonarisanだったので、日本語でたくさん話す機会が作れて、またOtonarisanの家族ともいろいろな話をすることで、恥ずかしさを克服することができたので感謝しています。

Otonarisanとの関係については、一緒に過ごせば過ごすほど距離が縮まり、日本に家族がいるような感覚にさせてくれたので、とても感謝しています。日本語で話すことにも慣れ、日本の家の中がどんな感じなのか、日常生活はどうなっているのか、週末はどのように過ごしているのかを知ることができました。また、Otonarisanが子どもにマナーを教えているのを見て、お箸の持ち方などのマナーも学びました。

今後、Otonarisanプログラムに参加したいと思っている外国人にアドバイスをお願いします

自分がこのプログラムに何を望んでいるのかを、はっきりしておくとよいと思います。

私は、日本人が家の中でどのように生活しているかに興味があって知ってみたいと思ったので、それをOFPのコーディネーターに伝え、自分の望むものを手に入れることができました。そのため、参加者が明確な目的を持ち、コーディネーターに自分のニーズをきちんと伝えることができればよいと思います。

このプログラムに参加できたことに、とても感謝しています。そして、私のような日本にいる多くの外国人が、日本語と日本文化に親しむために、この素晴らしく役に立つプログラムに参加することを願っています。