共同募金会 居場所を失った人への緊急活動応援助成 第7回 事業報告

赤い羽根 ポスト・コロナ社会に向けた福祉活動応援キャンペーン「居場所を失った人への緊急活動応援助成(第7回)」の助成を受け、2023年10月~2024年3月末までの助成期間を終えて、活動報告を公開いたします。

現在日本に住む外国人は300万人を超えており、言語、社会文化、生活習慣、制度など様々な面において不安や困難を抱えています。日本人コミュニティに溶け込む難しさも彼らの孤立感を深めています。
 JIIの活動は外国人住民への支援に留まりません。各地域の日本人ボランティア(おとなりさん)が外国人住民とリアルな信頼関係を築き、身近な相談者、友人として彼らが安心して暮らし、日本社会に馴染む手助けをしています。私たちの活動は、このような住民同士の助け合いができるサードプレイスを着実に作っています。
 来日したばかりで日本語ができない人、日本で生まれ育った外国ルーツの子ども、親の都合で来日した子ども、日本で初めて妊娠、出産を経験する外国人ママ、日本に逃れてきた難民、避難民。私たちの活動は、彼らの慣れない孤独で不安な生活を、身近で助けてくれるおとなりさんと一緒に、楽しく優しさに包まれるものに変えていきます。
 共同募金会の方々、私たちの活動をご支援くださり、心より感謝申し上げます。ご支援くださった皆さまのおかげで、OFPは少しずつ成長し、外国人を含めた多様性が活かされる共生社会の実現に向けて歩むことができました。誠にありがとうございました。今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。