府中市ボランティア育成講座に登壇しました

去年に続き、今年も府中市多文化共生センターDIVだいぶEのボランティア育成講座に登壇しました。

今回は抽選で選ばれた20代から70代のボランティアの皆さんと楽しく、あっという間の2時間を過ごすことができました。外国人の現状、困り事、日本における外国人受け入れの歴史、外国人の気持ち、支援者が陥りがちな落とし穴など、内容は盛りだくさんにもかかわらず、皆さんが積極的に参加されて、お互いにとって学び合いが多く、考えるヒントもたくさんいただきました。

研修後早速事務局からアンケートが届きました。
・「とても学びの多い日でした。 外国人が日本での生活でどんな事で困ることがあるか等、言語以外深く考えていなかったので皆さまの意見がとても勉強になりました。 また、年齢もバラバラで色々なバックグラウンドをお持ちの方とお話出来てとても刺激的でした。楽しかったです。」
・「外国人市民の現状を具体的に教えていただきとても参考になりました。自分がサポーターになれる技能があるかどうか不安な部分もありましたが、大切なのは技能よりも気付きと理解する気持ちであるということがわかり、様々な経験を持つ皆様と情報交換をしながら得る物が多い機会にできたらと思います」
・「具体例を出しながらの講義だったのでイメージがしやすく、わかりやすかったです。 講座の内容も外国人の方の目線になって相手がどのように感じているか?などワークを通して考えさせられました。」
・「ワークショップが中心のセミナーは、頭を活性化しながら、他の参加者のことについて、短い時間内でも、かなりの事を知ることができ、とても有意義でした。府中市にも、海外経験の豊かな方々、外国人との共生に興味がある方々大勢おられることがわかったのは、嬉しいことでした。
・「 同じグループにいたトルコの方から、「日本語が出来ても、なかなか日本人の友人をつくるのは難しいと」実感がこもった意見を聞き、やはり、実際に交流し、話をしなければわからない事が多いのだと感じました。サポーターとしてのイメージは、どうしても、自分の海外での体験を基盤に考えがちですが、何処であっても、外国人として生活することは、個々人で様々な事情や背景が異なることを常に意識しなければならないと思いました。
「 「弱い立場の人は弱い人ではない」や、サポーターとしての落とし穴の「上から目線」、「善意の押し付け」等の注意点は、無意識に陥り易い罠として、忘れてはならないと思い、自らも肝に銘じました。 講師ご自身が、外国人として来日し、永久ビザを取るまでの実体験、また現在も外国人サポート活動に関わっておられることで、お話には現実味があり、説得力がありました。大変興味深く拝聴しました。 とても学ぶことが多い講座だという印象を受けました。」
・「自分以外の人の考えや意見をたくさん聞くことができて勉強になりました。外国人イコール困っているというのも偏見だと思うし、誰がどんなことに助けを求めているか分からない、中々人と繋がれないもどかしさを持った人が地域にたくさんいるんだなぁ、同じ理由じゃなくても関心ごとが近かった方がそばにいてお話聞いてるんだーと思えて心強くなりました。」
・「他の方とワークをしながら外国人支援について学ぶという方法だったので、自分も頭を使うし、他の方の意見も聞いて勉強になった。 講師のお話は実践に基づいたリアルな内容で、支援のあり方やサポートの姿勢についてとても参考になると思った。」