OFPは、赤い羽根中央共同募金会と公益財団法人三菱財団と共同で実施している「外国にルーツがある人々への支援活動応援助成事業」に採択され、2020年より助成をいただいていました。
2024/7/24、助成事業の振り返りとして開催された調査研究報告会・シンポジウムにて、先進的な取り組みとしてOFPを紹介する機会をいただきました。報告会では、理事兼事務局長の楊が「地域住民によるサポート「おとなりさん」の取組み」を発表させていただきました。
OFPが解決しようとしている課題やその仕組みをはじめ、外国人と日本人住民にとってのOFPの意義やメリット、参加者の実体験を主軸に説明いたしました。さらには、現在準備を進めている新事業「スポットおとなりさん」事業化の背景や、その仕組みについても少し触れました。
最後に、これまでの取り組みから見えてきた課題として、
・外国人と日本人住民の「相互理解」を深める多様なチャネル
・支援サイトの柔軟性
・外国人の滞在・定住に関する法律の整備の必要性
などを提案する形で、締めさせていただきました。
講演後には、参加者の方々とグループディスカッションの時間がありました。
OFPのグループに多くの方が集まってくださり、OFPの運営方法や立ち上げ経緯など、講演では伝えきれなかった部分についてお話ができ、活発に意見交換も出来ました。
おとなりさんとしてOFPの多くの活動に参加している方も会場に来てくださったので、活動の実情やおとなりさん自身の想いを参加者にお伝えする良い機会となりました。
当日は会場は50名、オンラインは100名が定員という、大規模な会場にて多くの方にJIIの活動を知っていただく機会となりました。
赤い羽根中央共同募金会、三菱財団の皆さま、そしてご寄付いただいた皆さま、この度は貴重な場をいただきありがとうございました。
日本で暮らす外国ルーツの人たちが少しでも生活しやすくなるよう、今後とも尽力してまいります。